この度、弊社の開発しました顔認証徘徊防止システムLYKAONが特許庁より特許査定を受けました。
顔認証徘徊防止システムLYKAONは、介護施設や医療施設を主な対象とする、徘徊行動を防止するためのシステムです。
弊社がこれまで培ってきた顔認証の技術を活用し、介護施設における高齢者の徘徊行動や医療施設における無断離院といった、管理下にある特定人物の無断外出を防止し、介護施設・医療施設の職員の負担を軽減すること目的とした製品となっています。
近年、深刻化している高齢者問題。
家庭での介護はもちろん、介護施設などでの介護も深刻な人手不足と労働状況を抱えており、限界に近い状況です。その一方で、高齢化現象は一向に収まることなく、高齢者が年々増え続けており、それに比例する形で認知症患者も増え続けています。
2025年には、認知症患者は470万人にも登ると言われています。
この、危機的状況にある日本の介護問題に、最も直面している介護職員の負担を軽減することを目的に、顔認証徘徊防止システムLYKAONは開発されました。
顔認証徘徊防止システムLYKAONは従来の徘徊防止策とは異なり、顔の識別情報を元に、「登録者であるか否か」を判別し、事前に顔情報の登録を行った入居者が無断で外出をした際に、職員へ警告を行います。
顔の識別情報を元に判別を行うため、従来の赤外線センサーや離床センサーに見られた「意図しない動作」がなく、より精度の高い徘徊防止策となっています。
この「顔認証徘徊防止システムLYKAON」の進歩性が認められ、今回査定となりましたが、今後もユーザーからの声などを元に、さらに介護の負担を軽減するシステムとして、より利便性の高い商品への開発を続け、顔認証徘徊防止システムを通じて社会に貢献してまいります。
【製品サイト】
http://www.facial-lykaon.com/
【会社情報】
Enazeal（エナジール）株式会社
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1丁目17番2号
ヒューリック渋谷宮下公園ビル 7F(受付)・8F
Enazeal株式会社 東京本社
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